グレンダイザー73話その1

語るよ！って言ったら、長くなりました…ので分けます。
ただ単にセリフを抜き出しているから長くなったともいう(^_^;)
でもね、かなり昔のことで定かではないけれど、男同士の友情っていいなあと初めて思ったのが、たぶんこの回でグレンの中で一番好きな話なので、思う存分書きます。お付き合い下さいね(^^ゞ

73話　この美しい地球のために（その1）

・ルビーナの残した言葉「ベガ星連合軍の基地は月の裏側のセンターに…」を頼りに、宇門所長は偵察用の人工衛星を飛ばします。
・ベガ大王は娘を失って悲しんでおります。父親だったんだねえ…。
・宇宙特殊スペイザーのコズモスペシャルを開発中の宇門所長。早い！と思ったけど、本当は宇宙用を一番開発したかったかもね。宇宙科学研究所だしね♪
・ベガ大王が総攻撃をかけてくるに違いないと考える大介さんは、ある決意をしたようです。そして牧場を手伝う大介さん。団兵衛さんや吾郎くんに優しい言葉をかけます。ああ大介さんは、密かに別れの挨拶をしてるんだよね(T_T)
「この美しい地球を、第二のフリード星にはしたくない」
「ベガ大王と刺し違えることになるかもしれない。だが行かなくては！この美しい地球のために。この美しい地球のためなら…」
大介さんは一人で戦おうとしているのです。犠牲は自分一人で、と思ってのことでしょうね…。
・「ひかるさんは馬に乗ってる方が似合うよ」もう罪な男の大介さん！(^_^;)でもこれもひかるさんへの別れの言葉です。
・コズモスペシャルはフリード星まで行けるんでしょうか！？甲児くんは「あったりまえじゃねえかよ。スイスイーさ♪」とおっしゃっておりますが、燃料の問題もあるし、太陽系内が限界じゃないかな(^_^;)　でももしかしたら、マリアちゃんを気遣って言ったのかも、優しいね♪（←勝手な妄想）
・「ねえ、甲児くん。マリアがフリード星に行くことになった時は、一緒に行ってやってくれるかい？」これ…兄が妹のために結婚の約束を取り付けた、みたいに聞こえます(^_^;)
・「それはもちろんさ」甲児くんは快諾！もう逃げられませんよ！（笑）
それは冗談として、大介さんは自分がいなくなった後のマリアちゃんの事を心配して、甲児くんに頼んだんですよね。これが、甲児くんへの別れの言葉か？
・パトロールに出かけるグレンチーム。大介さんはマリアちゃんにペンダントを渡します。以前に出て来たペンダントとはまた違います。何個持ってるんだ！(^_^;)
「フリード星に戻れる日が来たら、フリード王国を再建してくれ。頼んだぞマリア」という大介さんの思いがあるわけですね。そしてマリアちゃんへの最後の言葉でもあったと…。
甲児くんはペンダントを見て、何か引っかかる様子。
・あのBGMで発進するっていうのが、なんかもう大介さんの決意を表してるって感じですね。
「あのペンダント…あのペンダント…確かに見たことがある。いつだったかな…」と発進しても気になる甲児くん。
「あの時だ！大介さんは、一人でいるときは何か寂しそうだ。あの時もそうだった…」と思い出しました。
回想シーン→「大介さん、またフリード星のことを思い出してんのかい？」
「ん？う、うん…」
「やっぱり、フリード星のことが、気になるんだね」キャーーー！(≧▽≦)ここ、とっても優しい言い回しなんです！！
「そりゃそうだよな。なんといっても、自分の生まれた星だもんね」（大介さんの手に持ってるペンダントがキラリ☆）「そ、それは？」
「フリード星を脱出する時、父のフリード王が僕に渡したものなんだ」（ん？そんな暇があったのか？というツッコミは無しか＾＾；）
「ふうん。由緒あるものなんだね、きっと」
「うん。これは我々フリード王室に伝わった王の印なんだ」←回想終わり。
「あのペンダント。王の印だって大介さんは確かにそう言った。それを、なんでマリアちゃんに？」おかしいと思ってるようです。そう思うってことは、大介さんがいずれはフリード王だって、無意識に認めてるってことよね。それはなんだか切ない気もします…。
・そんなことを考えていたら、「ミニフォー一機も見逃すな」という大介さんの指示に遅れて返事してしまう甲児くん。グレンチームは分散します。
「なんだってマリアちゃんに王の印のペンダントを…」そこでフリード星に一緒に行ってやって、の言葉が思い出され…「まさか…！」と大介さんの思いに気づき、「まさかデュークが！そんな！」と機首を変え、グレンダイザーを追います。
男同士、そしてZから戦ってきた戦士として、甲児くんは大介さんの決意に気づいたんでしょうね。


回想シーン引きの絵。研究所と花、その中での二人。何か象徴的…。


このような穏やかなシーンがもっと見たかった！

つづきはその2へ！