北条一門・極楽寺流ゆかりの寺 [出歩き]
今度は鎌倉での写真を紹介します。
鎌倉に着いたら真っ先に行くお寺、極楽寺は江ノ電極楽寺駅からすぐの所にあります。
鎌倉執権北条一門は、執権を継ぐ得宗家、知略で名を馳せた実時の金沢流など分かれているのですが、京の公家や将軍とのパイプ役であった北条重時は忍性と協力して極楽寺を創建してお寺に住んでいたので、重時は極楽寺流と呼ばれています。
極楽寺には、時宗が自ら植えたという伝説の『時宗お手植えの桜』の木があります。
残念ながら一分咲きくらいでした。この桜は八重一重という珍しい種類で、遅咲きなので、見頃は今週末ではないでしょうか!7日~9日は重要文化財である釈迦如来像が宝物殿で公開されます!
境内の他の桜は満開でした♪
極楽寺は基本的には境内撮影写生禁止なので、必ずお寺の方に許可を貰ってから撮影しましょう。
重時の孫である義宗が好きな私は、時宗はきっと義宗に贈るために桜を植えたんだ…と妄想して極楽寺で浸っています(^^;)
さて、重時の子であり、義宗の父である、六代目執権の長時が建立したのが浄光明寺です。
長時パパの木像がこのお寺に祀られているそうです。また後醍醐天皇から謀反の疑いをかけられた足利尊氏が、このお寺にこもったというエピソードも。
境内に咲いていた水仙。石にちょこんと座っているのは、私の旅のお供・ぷーさんです(^^;)
これはツツジだと思います。寺にはなぜか楊貴妃観音像があります。中国に留学していた僧が、像を日本に持ち帰ったそうです。
極楽寺も浄光明寺も、建長寺などと比べるとこぢんまりしていますが、静かで和むお寺です。
極楽寺流の人柄が出るのかな?(^-^)
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